こころとテレビに休み時間を

地震のこと。
被害に遭われました方々に心よりお見舞い申し上げます。そして一日でも早く救助や支援、復旧の手が届きますようお祈りしています。
大阪に住んでいるわたしは、被災した方たちに申し訳ないぐらい普段と変わらない生活を送れています。
そんな中でできること。例えば、節電、募金、無駄な買い溜めをしないこと。
そして、元気でいるわたしが行動を起こすことで、例えば直接被災したわけじゃなくても不安になってしまっている人に音楽を通じて元気になってもらったり、集まってくれた人と一緒に義援金を送るお手伝いをしたり、という活動も考えていくつか実行に移せているのですがそれはまた改めて書くとして。
とりあえず、普通に暮らせているわたしたちが気をつけなければいけないのは、情報に対して過剰な反応をしすぎないことだと思います。
さっきも書いた無駄な買い溜め。わたしが住んでいる場所では普段買い物に困ることはないけれど、それでもペットボトルの水やカセットコンロのボンベ、乾電池などが品薄になりつつあります。
そんな風に不安になる原因のひとつに、テレビでの過剰報道があると思うんです。
毎日毎日、震災当日の津波の様子や、瓦礫に埋もれる街、跡形もなく流されてしまった家を見て途方にくれる被災者。
ショッキングな映像は目を引くし、そういった事実を知ることは大切だけど、いつまでもそこに留まっていたら前に進めない。
それどころか、それを見た視聴者が不安以外の感情を持つことはないし、「もし自分がそうなったら…」と考えた時にいてもたってもいられなくなって、例えば無駄な買い溜めに走ってしまったりするんだろうなと。
それって、何もいいことないよね。
少しテレビを見るのをやめて、こころに休み時間を作ってみませんか?
同じ考えを持ったデザイナーの友人が、こんなポスターを作ってくれました。

例えばこれを、消したテレビの画面に貼っておけば決して気持ちが暗くなることはないと思うし、代わりの時間に音楽を聴いたり、本を読んだり、家族と話をしたりすることで、これからするべきことがきちんと見えてくると思う。

ポスターはA3サイズ。2種類の入手方法があります。
まず、pdfをダウンロードしてプリントする方法。ファイルはこちらに置いてあります。
トンボなし:http://www.mediafire.com/?tiaqsgxc1fouk7j
トンボあり:http://www.mediafire.com/?8alccf0i7c7s949
もうひとつは全国のセブンイレブンにあるマルチコピー機を使って印刷する「ネットプリント」という方法。
http://www.printing.ne.jp/
予約番号「48985264」を入力すれば同じものをプリントすることができます(ただしコピー代は有料)
見るだけで和む可愛いイラスト。よければお使いください。